- ブライダルインナーってそもそも必要なの?
- 結婚式しか使わないのに高い!
- いつ、どこで買えばいいの?
数回しか着ないのに高かったり、どんなものを選べばいいのかわかりませんよね。ブライダルインナーは新婦様のドレス姿を支える役割のため、思っているよりもとても重要です。
そんな新婦様へ、今回はブライダルインナーの選び方とオススメ品をご紹介します。
ブライダルインナーの必要性
ブライダルインナーはウエディングドレスを着る際、姿勢矯正し、足捌きをサポートしてくれるもの。ウエディングドレス姿をより美しく見せるための必需品です。
普段使いの下着とは違ってバストだけではなく、ウエストまで補正が入るため、ドレスを着た時のフィット感も違います。また、ドレスのゴムや生地が肌に直接当たらないガードのような役割もあります。
このように、普段着なれない重たいウエディングドレスを着る上で、新婦様の身体をサポートしてくれる大切な役割をしてくれます。
いつ準備する?
基本的には、ウエディングドレスが決定してから。
ドレスの形に合わせて選ぶ様にしてください。ドレスの形のインナーの形によっては、ドレスからインナーがはみ出してしまう場合もあります。無駄に買ってしまうことのないよう、早く買いすぎるのは避けたほうが無難です。
「友人や姉妹から譲り受けた」という方もいます。その場合は、下着にサイズがあるようにブライダルインナーにもサイズがある為、ドレス試着の際に持参し、プロにチェックしてもらいましょう。あまりにも苦しかったり、ブカブカだと着用している意味がありません。サイズが合わなかった場合は、購入やレンタルを検討してくださいね。
ブライダルインナーの選び方
採寸をしてもらう
まずは、採寸をしてもらいましょう。ブライダルインナーはサイズが違うとそれだけで苦しくなったり、ブカブカだと役割を果たしてくれません。ウエディングドレスを着る時間は、短いようで長いです。採寸をしてもらい、自分に合ったサイズを選びましょう。
ウエディングドレスの形に合わせる
ウエディングドレスからはみ出さないよう、形に合わせましょう。
「形」のチェックポイント
胸元の形(ハートカットや胸元浅めのドレスは注意)
脇の高さ(浅めのものは注意)
背中の高さ(どのくらい開いているのか・大きく開いたものは注意)
ワイヤーや生地は体に合っているか
購入時は、試着をオススメします。実際に担当したお客様がおっしゃっていた失敗談は、
- ワイヤーの位置や硬さが体に合わず痛い
- 生地が思ったより伸びなくて苦しい
この2点は耳にすることが多かったです。
ブライダルインナーはドレスを着る際のサポート役。それなのにこのようなインナーのせいで苦しいのは避けたいですよね。必ず試着して、自分の体にフィットしているか、この上からドレスを着ても苦しくないかなどイメージしながら選んでください。
ブライダルインナーの種類
ブライダルインナーは種類があり、それぞれ作りが違うため、ドレスや新婦様の体に合わせたものをセレクトできます。
- セパレートタイプ
- ビスチェタイプ
- マタニティタイプ
- ヌーブラ
セパレートタイプ
ブラジャーとウエストニッパーが別々になったもの。バストとウエスト、それぞれをしっかり補正したい方にオススメです。ブラジャーでバストラインを綺麗に、ふっくら見せてくれ、ウエストニッパーでお腹周りを引き締め、姿勢をサポートします。
バストとウエストのサイズに差がある方でも自分に合ったサイズを選びやすい特徴もあります。
ビスチェタイプ
バストとウエストが1枚で補正できるインナー。セパレートタイプよりも比較的に締め付けが緩やかなため、締め付けが苦手な方や長時間ドレスを着る予定のある方にオススメです。
また、ブラジャーとウエストニッパーが一体化しているため、凹凸もできずドレスラインに響きにくいことも特徴です。その為、マーメイドラインなどの体のラインが出やすいドレスにも相性が良いですよ。
マタニティタイプ
妊婦さんにはマタニティタイプがおすすめです。お腹の締め付けがなく、妊娠初期から後期まで着ることができます。お腹が大きくなったり、バストが大きくなったりと体と体調の変化がおこりやすいため、できるだけ締め付けのない楽なものを選びましょう。腹帯やサポーターをつけることもおすすめです。
マタニティドレスを選ぶポイントはこちら↓
ヌーブラ
背中や胸元が大きく開いたドレスを着る方は、ヌーブラを着用しましょう。補正はできませんが、背中や胸元からインナーが見えてしまうのは避けたいものです。心配な方は担当のスタッフさんと相談してみてくださいね。
下半身用のインナー
今までは上半身用のインナーをお話ししてきましたが、下半身用のインナーについてもお話しします。役割としては、足捌きをよくしたり、ドレス生地が肌に直接当たらないようにしたり、下半身の補正するものもあります。
また、ドレスに着替える際にはスタッフや新郎様も同室の可能性がありますので、エチケットとしても必要になります。
では、どのようなものを準備したら良いのでしょうか?
- ペチコート
- フレアパンツ
- ドロワーズ
- ガードル
ペチコート
ペチコートとは、ドレスの下に着る薄めのスカート。膝上〜膝丈くらいが主流です。補正機能はありません。足捌きを良くしたり、ドレスを汗しみから守る役割があります。ドレスはシミがなどの汚れが落ちないとクリーニング代が別途かかる可能性があります。それを避けるためにも着用をしたほうが良いと言えます。ペチコートは下着屋やネットで購入でき、比較的値段も安く購入できますよ。
フレアパンツ
フレアパンツはペチコートのパンツバージョンです。キュロットタイプもあります。こちらも同様、補正機能はありませんが、足捌きをよくしたり、ドレスを汗しみから守る役割もあります。
ドロワーズ
ドロワーズは膝下丈のパンツタイプのもの。こちらも補正機能はありませんが、足捌きを良くしたり、ドレスを汗しみから守る役割があります。膝下丈の長いタイプなので、汗っかきの新婦さんなど心配な方はドローズが安心できると思います。
ガードル
ガードルは、ヒップアップ効果や骨盤のサポートなどの役割があります。膝丈が一般的で、ドレスに響きにくいのが特徴のため、タイトなドレスを着る方におすすめです。
おすすめのブライダルインナー3選
ザ・ディ(The D)
婚礼衣装の製造・レンタル・販売を行なっているクラウディアが販売しているドレス用インナー。どんなドレスにも合いやすい作りになっており、セパレートタイプやオーダーメイド、マタニティなど内容も豊富です。
キレイウォーカーは、下半身用のインナーです。(写真2枚目)両サイドがワイヤーに支えられているため、足捌きを良くするだけでなく、姿勢を保ってくれたり、立ち座りの動作を楽にしてくれる機能もあります。普段から使用できるため、おすすめです。
ワコール
大手下着メーカーが手がけるブライダルインナー。セパレートタイプとビスチェタイプがあります。インナーの種類とサイズが豊富で自分に合ったインナーを選びやすくなっています。また、ガードルやペチコートもあります。歴史あるメーカーのため、安心です。
bridal bloom
ビスチェタイプ、マタニティ、ヌーブラがあります。脇肉や胸元の設計を特に重視して作られた優しい設計です。サイズ展開も豊富なため、マタニティやふくよかな方も安心して選ぶことができます。
まとめ
ブライダルインナーはウエディングドレスを着る際に新婦様の体を綺麗に見せるだけではなく、普段着なれないドレス姿をサポートをしてくれる役割があります。ウエディングドレス姿をより美しく見せるためにとても大切なものなのです。
そのため、ウエディングドレスに合うブライダルインナーを選ぶ必要があります。決めたドレスの形に合ったものにするため、ドレス決定後に用意するようにしましょう。
インナーを選ぶポイントは3つ。「ドレスの形に合わせる」「採寸をする」「試着をして着心地を確かめる」です。
また、下半身用のインナーもあります。補正機能があるもの・ないものがあります。全身を綺麗に見せたい、歩き方も綺麗に見せたいのであればガードルなどの補正機能があるものがおすすめです。下半身用のインナーは、ドレスへの汗しみを防ぐ役割や、着替えの際のエチケットとなるため、用意しておきましょう。
インナーの種類やブランドに迷った際にはおすすめの3ブランドを参考にしてみてください。私自身、ドレスコーディネーターとして働いていた際に特に多かった3つです。機能性や作りにこだわったブランドばかりですので、一度試着を検討してみてくださいね。
新婦様が選ばれた大切なウエディングドレスを、より綺麗な姿にしてくれるブライダルインナーと出会えますように。
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